結成式

ライオニズムの烽火高らかに

 はるばるシカゴから国際会長Lエルバート夫妻を迎えて大阪LC の結成式は1953年4月16日午前11時から新大阪ホテル(現リーガロイヤルホテル)で挙行された。初代会長にL進藤竹次郎を選出し閉会した。
参会したメンバーは住友銀行専務西村純平氏ほか21名、関西財界のトップレベルを集めて産業都市大阪に初めてライオニズムの烽火が高らかに揚げられた。
1953年4月17日の毎日新聞朝刊には”日本では4番目”ライオンズクラブ大阪支部誕生”という見出しで大阪LCの誕生を報道している。

結成式でスピーチされるLエルバート国際協会会長   Lエルバート会長ご夫妻、隣はL青木真

大阪ライオンズクラブのゴングの由来

 ライオンズクラブにはセレモニーとして開会時と閉会時にゴングを鳴らす習慣があります。ゴングと言えば鐘が一般的ですが、当時はライオンズ関連商品を取り扱う㈱グローリーシバタなど専門業者はなく、伝承ではシカゴの国際協会本部からチャーターメンバーの米国人3名が取り寄せたようです。つまり当時のアメリカでは写真のように木槌が一般的でした。木槌と言えば裁判所で裁判官が開廷と閉廷の時に打ち鳴らす木槌を連想されますが、実は裁判官が打ち鳴らす木槌そのものだったようです。今では日本における木槌型のゴングはほとんど残っていません。

プレートには
TO T.SHINDO PRESIDENT OSAKA LIONS CLUB
IN REMENBRANCE OF CHARTER NIGHT
JULY  22  1953
COMPLIMETS  OF
BRO.EARL E AILERD
BRO.JACK F WALLESE
BRO.JAMES V MARTIN
と刻まれています。

 

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